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原水爆禁止2009年世界大会・長崎へ行きいました。
事務局の平井です。
8月6~9日原水爆禁止2009年世界大会・長崎へ行きいました。 長崎大会の開会総会に7,000人 「核兵器無くそう世界青年のつどいinナガサキ」に1,600人 長崎大会閉会総会には7,800人が参加しました。 今年5月にアメリカ大統領オバマ氏が「世界で唯一核兵器を使用した国として、核兵器廃絶に向けて行動する道義的責任がある」という演説を受けて、世界各国の首脳や首脳経験者がそのオバマ演説を歓迎する声を上げなじめるなど、いま、世界は核兵器廃絶に向けて大きく動き出しています。 そして、来年5月にはニューヨークでNPT(核不拡散条約)再検討会議が行われます。その再検討会議で核兵器廃絶に向けた、具体的な道筋を作らせるためにも、以下のような「長崎からの呼びかけ」が決議されました。 「長崎からの呼びかけ」(一部抜粋) ○核不拡散条約(NPT)再検討会議で、核保有国をはじめ、すべての政府が核兵器全面禁止・廃絶条約の締結への一歩を踏み出すよう強く求めましょう。 世界の先頭に立ち、「核兵器のない世界を」国際署名を地域、職場、学園でいっそう大きく広げましょう。広範な人びとと共同し、1200万筆の目標を達成しましょう。 来年5月のニューヨーク大行動に全国各地から代表を送り、NPT再検討会議に日本と世界の人びとの願いをこめた署名を積み上げましょう。 あつい暑い夏の日、64年前の8月、広島・長崎の夏空に人間が作り出した凶器の太陽が落とされて一瞬で多くの人々の命と人間として生きることと死ぬことを奪い、もっと多くの人のその後の人生を苦しめ、今も苦しめ続けています。 今年、私は初めて8月6~9日に長崎へ行き、被爆者の方にお話を聞かせていただきました。 「核兵器は人の一生を苦しめる凶器」「私たち被爆者のためではなく、あなたたちと未来の世代のために核兵器を無くすためにがんばってほしい」とおっしゃっていたことが、印象的でした。 核兵器は絶対に無くさなければならないこと。 私たち一人ひとりが、核兵器廃絶のために少しずつでも、できることをやって行くことで、核兵器は無くすことができること。 核兵器と人類は共存できないことを理解することと、1人でも多くの人とそのことを共有することの大切さ。を改めて感じました。 アメリカのオバマ大統領の4月のプラハでの演説をはじめ、いま、核兵器廃絶の声が世界の多数派になっていること。 なのに世界で唯一の被爆国、日本の政府はいまだにアメリカの「核の傘に」頼ろうとしていること。を知りました。 被爆体験を話してくれた、二人のおばあちゃんが 「沢山の若い人たちが、一生懸命に私たちの話を聞いてくれて、真剣に核兵器廃絶と平和の実現のためにがんばってくれていて、とてもうれしい」 と、とても綺麗で、とても優しい笑顔で言ってくれました。その笑顔がとても素敵で、なんと表現していいか分からない感情がわいてきました。 このお二人のの素敵な笑顔と私たちの笑顔、子供たちと未来の世代の笑顔を曇らせることがないように、核兵器と戦争のない世界を実現したいです。 8月7日に行われた「青年のつどい」のアピールの中に 「私たちは被爆体験を直接聞くことができる最後の世代だと言われています。しかし同時に核兵器の無い世界を実現する最初の世代になれる可能性があります」 という一文がありました。 ぜひ、核兵器のない世界を実現する最初の世代になりたいと思います。 核兵器と戦争はみんなの笑顔、大切なひとの笑顔とは絶対に共存しないと思います。
by youth9-iwate
| 2009-08-30 02:55
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